生活と法

開講学部・学年   文化情報学部3年

開講時限    金曜・2限(前期)

授業のねらい

法律は、日常生活と縁遠いもの、堅苦しいものと思われがちです。しかし、日常生活で発生する問題は、意外なところで法律と関係しています。そこで、本講義では、消費者取引をめぐる法律問題や家族をめぐる法律問題など、生活と密接に関連するテーマを取り上げながら、私法の基本である民法について学習していきます。より具体的には、悪質商法や欠陥商品による被害に対する法的救済のしくみや、婚姻、離婚、親子、相続に関する法律のしくみを学びます。このほか、女子労働、環境問題などについても取り上げます。

授業の概要

1 法律とは 9 日常生活と被害の救済2(交通事故)
2 家庭生活と法1(夫婦と法) 10 日常生活と被害の救済3(医療事故)
3 家庭生活と法2(親子と法) 11 女子労働と法1
4 日常生活と契約1(契約の基礎知識) 12 女子労働と法2
5 日常生活と契約2(消費者取引) 13 環境問題と法
6 日常生活と契約3(クレジット) 14 犯罪と法
7 日常生活と契約4(電子商取引) 15 期末試験
8 日常生活と被害の救済1(製造物責任)    

授業の方法

基本的には講義形式で授業を進めます。テーマによってはVTRも使用したり、簡単なレポートを書いてもらいます。

使用テキスト

・平野鷹子・平野武『新・生活と法』(法律文化社)、『デイリー六法』(三省堂)。
 ※必要に応じて資料を配布します。

成績評価の方法

 ・期末試験の成績、授業の時に提出を求めるレポート(レポート用紙1枚程度)の内容を参考にして評価します。

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