消費者法

開講学部・学年  現代マネジメント学部・3年

開講時限     月曜・3限(前期)

授業のねらい

各地の消費生活センターに寄せられる消費者相談の件数は、年々増加の一途をたどっています。このような状況下で消費者被害を防止していくためには、消費者自身がどのような法律に守られているのかを知識として身につけておくことが重要となります。この授業では、民法、特定商取引法(旧訪問販売法)、消費者契約法、PL法など消費者保護に関わる法律について詳しく学習していきます。また、環境問題に関わる法律についても取り上げていきたいと考えます。    

授業の概要

1 ガイダンス 9 インターネット取引と消費者保護
2 消費者法・消費者行政のしくみ 10 クレジットと法(割賦販売法)
3 商品の安全性と法(PL法) 11 クレジットと法(消費者破産)
4 適正な表示と法 12 循環型社会形成と法(環境基本法)
5 消費者被害の現状と課題 13 循環型社会形成と法(容器包装リサイクル)
6 消費者取引と法(民法・消費者契約法) 14 循環型社会形成と法(家電リサイクル)
7 消費者取引と法(特定商取引法1) 15 期末試験
8 消費者取引と法(特定商取引法2)    
 

授業の方法

基本的には講義形式で授業を進めます。授業中にディスカッションの機会を設けたり、テーマによっては、レポートを書いてもらいます。

使用テキスト

平野鷹子『私たちの消費者法(4訂版)』(法律文化社)、『デイリー六法』(三省堂)を使用します。
 ※必要に応じて資料やレジュメを配布します。

成績評価の方法

 ・期末試験の成績、授業の時に提出を求めるレポート(レポート用紙1枚程度)の内容を参考にして評価します。

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