京都・東山

 京阪四条から八坂へと歩くとそこは円山公園
春は名にし負う“しだれ桜
たった1本のしだれ桜がなぜこれほどまで人を引き付けるのか?
岐阜の薄墨桜、奈良・大宇陀の桜とともに、この老桜には威厳がある。
できればこの桜を独り占めしてみたい。
桜を左に折れると知恩院
右に折れると清水寺の方角だ。
途中、舗装されすぎた感はあるが、「ねねの道」を歩いて高台寺へと進む。
左手に折れ、竹やぶをみながら登るとそこは高台寺
いわずとも、秀吉の北政所“ねね”(または、おね)が秀吉の菩提を弔って晩年を過ごした寺だ。
高台寺を背に進む。
石段を降りて左の方角に登って行くと坂本龍馬や志士たちの墓がある。
まっすぐ進むと二寧坂(二年坂)から三寧坂へと石段が続く。
両側の土産物屋を目で冷やかしながら歩くと東山の麓に清水寺
春の桜、ライトアップの夜桜、秋の紅葉
いずれも美しいが人もまた多い。
やはり舞台から眺める京の町並みが一等いいか
音羽の滝で
水を掬うもよし。但し、頭はよくならない!

祇園・八坂付近で是非立ち寄りたい店
●祇園の「いづう
ここの鯖寿司は絶品だ。四条通りを八坂に向かい、あられの「茜」を右折れ50M。
●円山公園内の「いもぼう平野屋本店」
ここの「いも棒御膳」がお薦め!
●南座隣の「松葉
ここは「にしん蕎麦」。ただし、味はうすいから、
マックだの缶ジュースに慣れた舌の下品な人が立ち寄る店ではありません。
●公園内の「長楽館
このレストランで“お茶”すると散歩で疲れた足を癒せる。
残念ながら、紅茶も珈琲も味はイマイチ。雰囲気を楽しもう!
●祇園「よーじや祇園店」
おっさんには用ないけど、一力茶屋の向かいです。
清水へ向かう途中、ねねの道沿いにも「よーじや」はある。
“あぶら取り紙”は京都らしい付加価値商品です。