HTMLやCSS、JavaScriptとお勉強をし、さらにPHPのお勉強をする際に問題となるのは、前者はWebサーバーに送らなくてもブラウザでローカルに実行できるのに、後者はWebサーバーに送るか、ローカルにPHPの実行環境がないと実行できない点です。そこでサーバーでファイルを作成すれば、サーバーに送る手間が省けるし、PHPのお勉強するなら当然PHPは動くはず、と言うことでPHPで動くエディタを作成してみました。特徴は、
と言ったところです。ただ問題点として
通常のWebサーバーはnobodyの権限でPHPを動かします。ディレクトリがnobodyで読み書きできるのならば多分それはそれで動くと思いますが、他のユーザが同じサーバーに居るとファイルをいじられてしまう可能性があります。通常のwebサーバーにある自分のファイルは、所有者は自分で、読み出しは他のユーザーに許しても、書き込みはできない設定にします。でも、それではpeditor以外のCGIプログラムも書き込みができなくなってしまいます。これを汎用的に解決する方法の一つがsuPHPを使用する方法で、PHPプログラムのファイルの所有者と同じ権限で、PHPプログラムを実行することにより、自分のファイルは自由に扱えるようになります。このような便利な環境でpeditorを作ってしまったので、この環境でないと動きません。
これを忘れると、他の人に勝手にファイルを覗かれたり、作られたり、消されたり、と好きなことをされてしまいますので、十分ご注意ください。何らかの被害を受けても私は責任取りませんからね。
機能的にはメモ帳と同じです。検索も無いからメモ帳以下かも知れない。すいません。
簡易マニュアルですが、一応インストールから説明してあります。簡易マニュアル
下記のリンクを右クリックして、メニューで「開く」ではなく、「名前を付けて保存」を選択してください。
最新版 peditor.php ver. 0.8 (EUC) / peditor.php ver. 0.8 (UTF-8) / peditor.php ver. 0.8 (ShiftJIS) (2014/12/15, 405行, Download 3482 回)
変更点:PHPを少し更新したら動かなくなったので修正した。
変更点:FireFoxではアップロードできたが、IEではできないというバグを修正した。ファイルを編集中はそのファイル名がタイトルに出るようにした。本体のファイル名を任意のものに変更しても動くようにした。
変更点:編集画面にも「別のWindowを開く」ボタンを追加した。新規ファイルに空白が最初から入っているバグを修正した。「終了」ボタンを右端へ移動した。「保存」ボタンをクリックした際に指定されていたファイル名に保存されるようにした。
変更点:ファイル一覧の画面に「Go」ボタンが表示されないように修正した。ファイル画面に「別のWindowを開く」ボタンを追加した。パスワードを入力した後、編集画面ではなくファイル一覧画面が出るように変更した。
変更点:ファイルの日付を表示する際にWarningが出ないようにした。指定した行にカーソルを出せるように「Go」ボタンを追加した。
変更点:ログイン時にパスワード入力欄にカーソルが出るようにした。ダウンロードプログラムを修正してUTF-8版、ShiftJIS版も得られるようにした。
変更点:バグ取り少々。ファイルの一覧で「テスト」ができるようにした。ファイルの日付やサイズの表示の追加。カレントディレクトリのモード変更ができるようにした。などなど。
開発開始し、最初の一日でできたもの。開発しようと思いついたのは前日の夜の入浴中だった。